済みきった空のように、素敵な年でありますように

いつもの年末年始と同じように、今回の年末年始も行ってきました、チャイティーヨ。

これで4年連続。

1年目は山頂の宿に泊まれたのですが、2年目3年目は満室（中国、韓国、タイの旅行会社が1年前から全室予約）だったので ヤテタウン の Golden Rock Hotel でガマンし、今年は2月ごろにいつもの旅行代理店に「2年続けて予約できなかったので、今年こそは確保して！」となんとか山頂の Mountain Top Hotel を確保してもらったほどの混雑ぶり。
（しかも、友人も行くことが決まったのが11月。これも予約できて良かった～）

なので早めにバスを確保しようと24日の朝に ヤンゴン から キンプン までのバスを予約したのですが、出発が7時と9時と10時。

あれ～？去年までは早朝から30分置きにバスが出てなかったっけ？
今年は少ないのかな～？

本当は朝7時のバスで行きたかったけど、友人もいることなので、9時出発で予約しておきました。

ヤンゴンを9時に出発してキンプンに1時半すぎ着。

毎回立ち寄るドライブインにて。

去年、この売り子さんの写真を撮ったので、今回プリントして持ってきてあげました。
今年はかなりボーイッシュになっちゃったね。

2時半ごろのトラックに乗って、3時半前にヤテタウン着。

今回はなぜか集団走行。
（単独だどかなり飛ばすし、対向とのすれ違いを考えて運送方法を変えたのかな？）

トラックから降りたら、毎年顔を合わせていた背負子（キンマウェ）が我が家を見つけて駆け寄ってきた。

しっかし、よく会うな～。

休憩してから参道を登り始め、宿に着いたのは5時ごろでした。

今回は、Mountain Top Hotel 。
これで、ゴールデンロック近辺にある3つの宿をすべて制覇。

マウンテントップホテルは、ゴールデンロックのとは反対側に斜面に建っているので、部屋から直接ゴールデンロックは見れないものの、逆に静かでかつ、眼下に手つかずのミャンマーの広大な山野を見渡すことができます。

宿でちょっと休憩してから、夕暮れ間近の ゴールデンロック に1年ぶりのお参りへ。

と境内に行ったものの、何だ、混み具合！？

広い境内はほとんどミャンマー人に埋め尽くされていて、歩くのも大変なくらい！
毎年年末に来ているけど、今回の混み具合は、いつもの倍くらいありそう。

もしかしたら、年末年始＋土日のお休みだからかなーーー？

やっとの思いでゴールデンロックにたどり着いたころは、本当夕闇寸前。

ムシロは巻かれてなかったけど、櫓を組んでメンテナンス中。

本当は今日もお参りしたかったけど、あまりの混みように、遠くから拝むだけにしておきました。
明日の朝はちゃんとお参りしよう。

Tさんが、「この分だと、明日の初日の出、場所取りが大変そうだね」と言うので、「いやいや、ミャンマー人は初日の出とか関係なしに、朝起きたら山から下りちゃうから心配ないですよ」とお知らせしておきました。

ちゅーか、逆に心配なのはこれだけ人が多いと、山を下りた後、ヤテタウンからキンプンまでのトラックにすぐ乗れるかだな～。
ま、キンプンからヤンゴンへのバスは、こちらもちょっと遅めの11時発だから、余裕だろうけどーーー。

宿に帰って、夕食を食べ終わるとちょうど9時すぎ。日本時間で23時半。

宿の人にお湯をもらって、みんなで年越しそばをいただきました！

とりえず、あけましておめでとうございます。やっちゃん、Tさん。
本年もよろしくお願いいたします。

宿ではくじ引きが。Tシャツが当たりました。

さてさて、その2時間半後はミャンマーの新年カウントダウン。

4年前は、若者たちが自分の腕時計だけでカウントダウンして、あちらこちらから適当なタイミングで「happy new year」の雄たけびが聞こえましたが、さすがに4年も経つと、いろいろ生活が便利になるんでしょうね。（アンドロイドケータイとか）

なので、今回はみんな一斉にカウントダウンの声が始まり、0時を過ぎたら、「happy new year」の歓声とともに、花火の音が聞こえました。
ミャンマーの山の上の聖地と言えども、時代は着実に進歩しているようです。

翌朝、6時前に宿を出て初日の出を見に。（やっぱり宿が山頂にあるとラクだな～）

デジカメを持ったミャンマー人が多少撮りに来るものの、基本的にミャンマー人は初日の出信仰がないので、朝日を見るまでも無く、帰り支度を始めています。

朝日が昇った後、Tさんと一緒にゴールデンロックにおまいりに行ってきました。

今年1年、いい年でありますように。

あ、ちなみに4年連続来てるんですよっ、4年連続！しかも今回は新しい信者（友人）も連れてきましたっ！

それにしてもこのお正月の朝は、今までに見たことないくらいとても澄み切った快晴！
今年はこれくらい澄み切った、見通しの明るい1年になるといいな。

空、真っ青

宿で朝食をとって、下山することに。

宿の食堂から見えるゴールデンロック。この参拝客の列。
（朝から夜までずーっとこんな状態。宿が確保できてよかった・・・）

キンプン発のバスは11時。
逆算すると、10時前のヤテタウン発のトラックに乗り込みたいから、9時前にはチェックアウトして下山開始。

8時半にはチェックアウトできたのでヨユー、ヨユーとちんたら写真を撮ったりしながら下山したのですが・・・・、

ヤテタウンについたら、バス待ちの群集が！！！

何で？どうなっているの？
いつもなら、ヤテタウンについたらそのままトラックに乗り込めたのに。

こんなに多くの人が待っててもトラックが来ないなら、当分乗れないかもーーー 💦
せっかく昨日、帰りのバスを予約したのに無駄になってしまうのか・・・・。

とりあえず、バス乗り場で待つことにしましたが、我が家のあとからもどんどん下山した参拝客がヤテタウンに集結してきます。

と待つこと、20分。いきなりトラックが集団で登場しました。
（そういうことか！やっぱりヤテタウン－キンプン間のトラックは集団輸送に変わったんだ。）

でも、既にトラック乗り場には参拝客の群集が。
定位置に到着できなくて、トラックが手前でスピードを落とした瞬間、ミャンマー人が我先によじ登って席を確保し始めました。

トラックが来たといえども、どう見ても今ここにいる参拝客全員が乗れそうなほどの台数は来ていません。なので、今のうちによじ登らないと！
ということで、我が家もTさんたちも無理矢理乗り込んで無事席を確保することができましたが、この方式はどうなんだろう？

去年までは、来たトラックに乗り込めばそれで済んだから（乗れなくても次、すぐ来るし）、お茶でもしながらのんびり待てたけど、これじゃみんな殺気立って危ないよな～。

ちゅーか、年末年始＋土日というタイミングだったからかな？

いずれにせよ、11時のバスには間に合いそうなので、一安心。
今回のトラックの集団に乗れなかった半分くらいの参拝客を残して、ヤテタウンを離れました。

帰りのトラックはジェットコースターさながら。みんなでキャーキャー、ワーワー！

次回は、この輸送方法変更を踏まえて、プランを立てなくちゃな。
ちゅーか、今度の年末年始も来る気マンマンだ、俺。

夕方、無事にヤンゴンに到着しました。